代々木体育館と僕


 炎天下、猛暑、焼けつくような日差し
 そんななか2日間昼・夜・昼と3回ワンダコンに参加してきました。

 こんなこと書くと、年寄りっぽくて嫌がられるかもしれないけど
 代々木体育館には特別な思い出があります。

 1987年の9月20日におニャン子クラブの解散コンサートが行われたのが、代々木体育館です。
 当時、おニャン子を熱心に応援していた僕は、そのコンサートで完全に燃え尽きて、ライブ終了後の夜空に浮かぶ代々木体育館を眺めながら「もう2度とこの場所に来ることはないだろう・・・」と会場を後にしたのを覚えています。
 そして、それから実際にファンとしては、自分の中で幕を閉じ、最後のアイドルの現場となりました。


 14年後の2001年。
 いろいろあって、僕は気がついたらモーニング娘。(正確にはハロプロ)のコンサートに来ていました。
 代々木体育館に入って席に座り、会場や天井を見渡して「まさかもう一度自分がアイドルのコンサートで、ここに来ることになるなんて・・・」来てしまった自分が信じられず、感慨と期待。少々複雑な思いも入り混じりって席に座りました。14年前に自分が座っていた場所は、あの辺りだったよな?とか。
 でもライブが始まったらあっという間。
 特に2曲目の三人祭りのパワーはとんでもなく、本物の3人を見たとたん人生がガラリと変わってはじけ飛んでいくような衝撃を味わいました。
 そしてザ・ピース。黄金色に輝く娘。さん達。あの時のキラッキラした9人のステージの感動は今でも忘れられません。興奮しすぎた僕は結局ライブ終了後のその足で、渋谷の金券屋に行きチケットを調達。最終的には全部で5公演程観覧したような気がします。
 記念すべきハロプロ現場デビューは、代々木体育館だったわけです。
 

 そして今年の夏。
 久しぶりの代々木はいやがおうにも高まりました。原宿方面の歩道橋から見えるカラフルなファンの人たちの衣装。この風景を見ると「あーこれだよこれ、やっぱり夏は代々木だな!」って。
 ライブでは、道重さんと菅谷さんが三人祭をしてくれました。
 夏の代々木で観る三人祭は、格別です!(フェスティバール!)